≒ (46作目)トイレットペーパーケース1号20240928

0903 (火)
予定がズレて今日から作業開始。完全に初規格なので全く上手く行くかわからない。当然まだ型紙も作れない。
まずはアルミで本体部分を組んでみてトイレットペーパーを嵌めてちゃんと動作するか、どういう風に動作するかの確認を行う。
23時、ペーパーの芯棒ほぼ完成。明日1階にあるダブルのペーパーを差してみて回るか確認。大丈夫なら表面仕上げてアルミ板に取り付ける。
アルミ板の底辺と側面にあたる部分は150ミリ×300ミリの板を曲げて形作る予定だったが、曲げてみたらきれいな直角にするのは至難の業だと分かった。
金づちでたたいてみたりと色々試したが諦めた。カットしてL字金具で固定しよう。諦めた一番の理由は、今作は初規格で、安いアルミなどで作る試作品という位置づけ。
結果的にうまくいったら真鍮板など高額原料を使う予定なので、それらアルミより大分硬い金属を曲げるのは端から無理だから、今作も曲げる加工ではなくて金具で取り付ける加工を試しておいた方が良いと気が付いたから。
明日100均で金具買ってこよう。ダイソーで売っていたのを見つけてある。明日のうちにはトイレットペーパーを収納してテストできそうだ。


0904 (水)
朝バイト前に作業開始。合間に進めて夕食前に仮組完了。ペーパーを付けてテスト。
軽すぎてペーパーを引き出すと紙が出てこないで本体が回っちゃう。これは革部と木部を取り付けたら解消するだろうし、駄目なら重石を付ければいい話。
それより問題なのは、紙を引き出して切った後に中に戻ってしまう点。何も抑えがなかったら戻っちゃう可能性が高い。ここに合うからくりを探してこなきゃいけない。
ベルトのローラーバックルとかドアの取っ手の丁度いいやつとか、色々考えたけどそれならアルミ板か何かで自作すればいいと分かった。
あるいは可動する抑えが良いならアイナットに木を削って作った丸棒を差しても良い。いずれにせよ、ありものの金具を無理に付けるより今作のサイズに合わせて自作した方が良いものになるはずだ。
とりあえずそのペーパー抑え以外の部分をもう少し進めよう。革と木部縫い付けまではまだ変更可能だから。次はまず革の切り出しから。そのための型紙。
大判一枚革で作るための型紙を作るけど、実際は端材を組み合わせても良い。その場合は革をボルト止めする。


0905 (木)
朝、革の切り出しと仮組を完成させた。この後穴あけ以外の革部の荒仕上げをする。その前に木部の本数試算。
本数試算の結果、側面で各6本、前面の割れた左右が各4本、合計で20本使うことにする。夕食後に革部の粗仕上げが終了し、木部切り出しに入る。
高い銘木を使う気はないので、色々考えて見栄えは良いけど使いどころがあまりなかったサペリマホガニー1種で組むことにした。
価格は比較的安くで手に入れたけど木目が複雑で油入れすると美しい。切りやすいし、鑢掛けも容易な材なのでスパスパ切り出していこう。
けど明日は月イチ大阪出勤なので早めに準備して寝る。22時に切り上げてシャワーとバリカン。
木部は側面が各6本、前面の左右が各4本。穴間隔は15mm、端からの余白は5mmとする。

0909 (月)
金曜は少し木部切り出しを進めたけど、大阪通勤で疲れてて早めに就寝。
土日は連続飲酒モードで作業せず。今日は通院日だったので日中は作業せず、帰宅後は家事と事務作業を片付けて作業開始は20時半。
金曜の短時間と今日の短時間を合わせて作業日として1日計上とする。変わらず木の切り出しを進めていく。
0912 (木)
今日もバイトとお母さんの歯医者付き添いで日中は作業できずだったけど、夕食前の小一時間で木部切り出し終了。
ようやく終わった。本数が20本と結構あったのと、サペリマホガニーの中途半端な大きさの各材だったので結局1本1本イチから切り出しているような手間だったので想定外に時間が掛かった。
次はこのまま木部の穴あけ、最終仕上げに進んでいく。明日も1日お母さんの通院付き添いだから作業開始は遅くなる。
夕食後穴あけ開始まで迷ってた。革側は幅が1.5㎝しかないので5ミリ以上ステッチを取ることはできないが、木部は取ろうと思えば1.5㎝、15ミリは取れる。
そうすると合計でステッチ幅は20ミリ取れるし、レース穴間隔は15ミリでZシームが出来る。後は各穴が2本通し用に4.5ミリ取れるか。木部はもちろん取れるけど問題は革部。
15ミリの幅に木部と繋げるための4.5ミリとアルミに繋げるための3.5ミリが並ぶ。なので先に革部の穴あけを終わらせることにする。それで問題なければ木部の穴を15ミリ位置の4.5ミリ径で開けよう。
22時半で革部穴あけ完了。問題なく終わったので木部も15ミリ位置に4.5ミリ径で開けていく。途中で寝る。
0913 (金)
朝から2か所、お母さんの病院付き添い。作業できるのは小一時間だけの予定。半日計上。
明日も午前中はお母さんの耳鼻科通院。今日の血液検査結果を聞きに行く。
0917 (火)
土日月(祝)と飲酒とお母さんに薬をのませるので忙しかった。ステロイドはやはりよく効く。お母さんの耳が飲んで3時間で元に戻った。
今日は少し二日酔いだったが不通にバイトは熟して、ケアマネージャーさんと月イチ面談。夕方から作業開始。木部20本穴あけ終了。
穴のヘリ落とし、全体の角落とし、最終磨き、油入れまで続けていく。
0918 (水)
23時までで17枚の木部の仕上げが完了。今日はここまで。
残りは3本で明日10分ほどで終えて、残る作業はアルミ部の穴あけとレース切り。今週中に今作終わりそう。
0919 (木)
朝の内で残った木部の最終仕上げ終了。バイト後パン仕込みや整骨院通いを終わらせて夕食後アルミ穴あけ開始。
23時前に全部開け終わり、ここで本日終了。穴のヘリ落としやアルミ全体の角落としは明日続く。

0920 (金)
お母さんの耳鼻科通院の後早めに一緒に夕食を終えて作業開始。
すぐにアルミ部の仕上げは終わって、忘れてた木部のカーブ部分の固定を作る。45作目でも木部の折り返しに使った自作のアルミ角をネジ切りしたジョイントを製作。
アルミ切り出しから始めるので今夜中には終わらない。途中で寝る。
いや、0時過ぎにカーブ固定終了。残すはレース切りのみ。今作かなりレースを使う。

0924 (火)
土日月と作業せず。レース切りから。まずは必要量試算。
今作はかなり縫う長さが長いうえに二つの縫い方を使い分けるのでそれぞれ試算して合算。
レース必要量の試算
Zシームの過去作から使用量を試算。
| 過去作 | 縫った長さ(cm) | 使用レース(cm) | 1cmあたり(cm) |
|---|---|---|---|
| (41作目)「Zシーム」ハーマンハーネス+Wショルダー+ガラス+銘木M5Wお薬手帳20240722 | 68 | 1025 | 15.07 |
| (42作目)ダブルショルダー+オリーブウッド+老紅木+超々ジュラルミンA4バインダー20240818 | 159 | 2230 | 14.03 |
トップブレードステッチの過去作から使用量を試算。
| 過去作 | 縫った長さ(cm) | 使用レース(cm) | 1cmあたり(cm) |
|---|---|---|---|
| (36.5作目)住所・氏名・電話番号印ケース20240313 | 84 | 745 | 8.87 |
| (36.96875作目)お母さん用シャチハタ印ケース20240418 | 54 | 607 | 11.24 |
| (37.75作目)マギーキーホルダー20240619 | 30 | 228 | 7.60 |
| (39作目)マギーシャチハタケース20240702 | 70 | 540 | 7.71 |
| (45作目)マギーペンホルダー20240831 | 47 | 450 | 9.57 |
| 縫い方 | 今回縫う長さ(cm) | 予測レース量(cm) |
|---|---|---|
| Zシーム | 76 | 1,105.75 |
| トップブレードステッチ | 120 | 1,079.97 |
| 合計 | 196 | 2,185.72 |
| 切り出したレース | — | 2,230 |
せっかく大量に縫うので、今作は大判の本ヌメサドルを卸すんじゃなくて大き目の端材を使い切ってしまおう。
20メートル以上必要だから、レース切り出しに今晩いっぱいかかりそう。
21時半にレース切り出し終了。44㎝だけ余分だけど恐らく足りるだろう。
木部の折り返しの各1枚の穴あけが足りない。Zシームだと折り返し位置は3穴必要。
今夜はそれを終わらせてレース縫いの準備までして終わりにしよう。
22時40分、木部穴あけが10分で終わり、カーブ部分の固定してある木部のズレが気になったので、アルミ自作ナットのネジ穴を少しずらして開けなおす。
かっちりピッタリ決まった。明日朝少しアルミのネジ穴にレジンを入れて固めよう。ネジ穴からレジンを入れて固めても気休めにしかならんか。


0925 (水)
朝予定通りレジン埋めはやった。そのままレース縫い開始。途中バイトや家事の合間に進めて21時に側面半分だけ終了。
使用レース長さ計算してそのまま残りの側面をすぐ始める。


0926 (木)
バイト後に用事で三宮に出かけたの以外は作業継続。夕食直後に側面残り半分も終了。
予定より大分使用レース量が少なかった。残りで十分賄えるだろう。すぐそのまま金属取付のトップブレードステッチ開始。
最初の一穴で断念。通りがきつ過ぎる。なんでかな。穴の大きさ間違えたかってくらい通らない。
このまま全部の穴を苦労して、レースを痛めながら通しても仕方がないので全部広げる。一気に4.5ミリにしてしまおう。
21時半にアルミ部分も含め穴拡げが終了。アルミ部分は後で修正するのが嫌なので端から5ミリで拡げた。これでレース1本だけなんだから通らないわけがないだろう。
穴拡げは騒音迷惑が心配で途中でやめようかとも思ったが、コツを掴んで以降は騒音は一瞬だったので一気に終わらせた。けど明日文句を言われないか少しまだ心配。
気を取り直して拡げた穴周辺のバリ取りをやってレース縫いを再開する。



0928 (土)
昨日今日と空き時間は縫い続けてレース縫いが夕方終了。夕食挟んで最終組み立てと動作確認。
自室にはミシン目のないシングルのトイレットペーパーしかないので手で引きちぎるのがみっともない感じ。
でもこれにカッター的なものを付けるのも今からじゃ手間だというより、鋭いものが手が届くところにあるのは危なっかしいわ。
明日キッチンにあるダブルでカット目のあるトイレットペーパーで使ってみて考えよう。
楽に切れるようなら今作はミシン目付きペーパー専用とする。
ただ、初規格で他にも不具合はありそうなのでそのカットの問題さえクリア出来たらキッチンでしばらく使ってみて改善点の洗い出しをしたうえで後日改造するか、新設計の新作とするかを決めよう。
以上、道具を製作したということでの感想。今作はオブジェとしてみたら結構気に入っている。人の手(俺の手)が入った痕跡がよくわかる。
初規格なので安い材料で思い付きを形にしていった結果にしては期待以上だ。試用をしてみて良いようならまた新作も作っていこう。
では、原価計算をして今作はいったん終了。その他後日でる要点はまた追記する。
21時半に原価計算終了。¥5,789.82。やはり予定通り安く上がった。これを真鍮板や銘木ミックスで作ると材料費が跳ね上がる。
重量は909g。これはもっと重くても良い。その方がペーパーを切るとき安定する。
以上、これにて今作終了。次は構想通り大物。





レース使用量の記録
| 縫い方 | 縫った長さ(cm) | 使用レース(cm) | 1cmあたり(cm) |
|---|---|---|---|
| Zシーム・側面半分 | 38 | 435 | 11.45 |
| Zシーム・残り半分 | 38 | 460 | 12.11 |
| Zシーム合計 | 76 | 895 | 11.78 |
| トップブレードステッチ | 120 | 830 | 6.92 |
| 合計(縫い方別の記録) | 196 | 1,725 | 8.80 |
縫い方別の使用量を合算すると1,725cm、理論上の余りは505cm。実際の余りは450cmで、切り出した2,230cmとの差から求めた実測使用量は1,780cm。原価計算にはこの実測値を使用する。縫い方が異なるため、全体の1cmあたり使用量にはあまり意味はない。
製作記録と原材料費
完成日:2024年9月28日
作業日数:16.5日
重量:909g
原材料費総額:5,789.82円
| 品名・使用箇所 | 使用分原価(円) |
|---|---|
| ダブルショルダー(革部255㎠) | 429.26 |
| 黄銅チーズヘッドねじ M2×10mm(4本) | 58.32 |
| ステンレス六角ナット M2(4個) | 38.76 |
| 本ヌメサドル(レース1,780cm) | 897.42 |
| サペリマホガニー(木部20本) | 905.24 |
| アルミフラットバー A6063(カーブ接合) | 44.59 |
| アルミ板 2×150×300mm(横板・底板) | 932.00 |
| アルミ板 2×150×150mm(天板) | 657.00 |
| ステンレス丁番 BH-520 25mm | 173.00 |
| 黄銅六角ボルト HXN-BR-M3-8(8本) | 510.40 |
| ステンレスナット SLBNR3(8個) | 158.40 |
| ステンレスL型補強金具(2個入り) | 110.00 |
| 黄銅六角ボルト M4×8mm(4本) | 419.16 |
| ステンレス皿小ねじ M4×10mm(4本) | 111.44 |
| ボックスエルダーメイプル(ロール芯棒) | 39.00 |
| 鬼目ナット DNTM-LBC33W-M4-31 | 51.70 |
| ステンレス皿小ねじ M4×15mm | 23.14 |
| ステンレス六角ナット M4(8個) | 96.00 |
| ローゼットワッシャー M4(5個) | 135.00 |
| 合計 | 5,789.82 |
各明細は小数第2位で表示。合計は丸める前の原価から算出。