≒ (49作目)マギーキーホルダー二世20241023

1027 完成したマギーキーホルダー二世。
1027 完成したマギーキーホルダー二世。

趣味のレザークラフト

1016 (水)

前作でとにかく張り合わせた分厚い革でバッグを作ってみて、今年の作品では最も気に入って毎日携行しているマギーキーホルダーを作り直したくなった。
毎日携行しているので4カ月弱でもかなりエイジングが進んでいい感じ。これを予備キーホルダーに回してもっと分厚いキーホルダーをメイン遣いのために作りたい。
改良したい部分もいくつかある。一度同規格で作ったからこその発見がある。それを盛り込んで作っていこう。

今日はまだ作業開始日とはしない。手は動かさず、構想と改善点の洗い出しをして、足りないようなら追加で部品発注も始めよう。

厚み=木部の幅=鍵の設置幅を検討するため、同じ構造のマギーペンホルダー(以降ペンホルダー)にマギーキーホルダー一世(以降一世)から鍵を付け替えてみる。
取り出したり引っ込めたりを繰り返してみて問題ないようなので、木部の幅は一世が3㎝、ペンホルダーが2㎝なので2.5㎝で行くことにする。
革の厚みが物凄いので、木部の幅はセーブする。そうでないと、鍵の取り付けなどで多用するM4真鍮六角ボルトの長さが足りなくなる可能性が出てくる。売っているのは最大で50ミリだ。
今作は思い切って本体はすべてハーマンハーネス二枚張りで行く。とにかく前作のバッグの被せ部分で適用したでハーマンハーネス2枚張りのボリューム感に惚れて今作の構想を始めたということがある。
ハーマンハーネス2枚張りだと15.5ミリから16ミリ厚はあるそれが裏表で31ミリか32ミリ。木部を25ミリとすると56ミリか57ミリ。あぁ、端から超えてる。
ここで諦めたら革の厚みをセーブしなければいけなくなる。鍵の設置幅は妥協できないからね。毎日持ち歩く鍵の本数は減らせない。

これは薄々わかっていたことなので対策は考えてはいた。すべてステンレスのボルトにする。一世が真鍮で統一したので今作はステンレスで統一するのも面白い。
副産物として、ステンレス製の方が大幅に安い。早速発注するボルトを検討しよう。

部材購入検討表

用途呼び長さ(mm)必要数備考
アイコンになる極太六角ボルトM2465.01
その取付用袋ナットM24—1
そのボルトのテンション維持用のナットM24—2厚みが14ミリあるものしか見つからない。
中間に付けるアイコン兼テンション維持用六角ボルトM665.01
その取付用袋ナットM6—1
そのボルトのテンション維持用のナットM6—2在庫有り
鍵取付用六角ボルトM465.01
その取付用袋ナットM4—1在庫有り
そのボルトのテンション維持用のナットM4—2在庫有り
抑えベルト取り付け用ボルト(皿小ねじかトラス)M825.01極低頭六角穴付きにした
その取付用袋ナットM8—1
抑えベルトへの時差約取り付け用六角ボルトM810.01
1016 一世とペンホルダーで鍵の設置幅を検討。
1016 一世とペンホルダーで鍵の設置幅を検討。
1016 鍵の収まりを確認。
1016 鍵の収まりを確認。

ちょっと待て。検討表を作って試しに発注してみようとしたらいつも購入してるステンレス六角ボルトのM24には65ミリがない。
仕方がないので全体検索で六角ボルト、M24、65ミリ、で検索したら全ネジではなくて半ネジのものが出てきた。
ここで閃いた。鍵を取り付けるネジは半ネジのほうが良い。他は今まで通り前ネジの方が見た目が魅力的だけど鍵取付ネジは回りやすいほうが良い。見えないし。
そしてM24は見ちゃいけないものが出てきた。高強度BUMAXステンレスボルト。普通のステンレスに対して強度は4倍だけど価格も4倍。注文した。

上でM6を探していて半ネジというものが出てきて閃いたのだけど、鍵を取り付けるのはM4で、M6以下では半ネジというものがない。却下。

この時点で注文したもの

部品購入数税込単価(円)購入額(円)
HXN-SUS-M4-655159.50797.50
HXN-316L-M6-651282.70282.70
FNT6167.1067.10
CSHEL-SUS-M8-251287.10287.10
FNT8167.1067.10
HXN-SUS-M8-101944.00836.00
8BMHA24-65110,511.6010,511.60
FNT2411,009.801,009.80
合計——13,858.90

購入額は在庫に回る分も含む。末尾の使用分原価とは別の集計。

1017 (木)

昨夜は発注してからシャワー入って寝ようとしていて、あぁテンション維持用に内側に嵌めるナットを忘れてたと気が付いた。
と言ってもM4は元々在庫があるし、M6は前作でコーナンで安いのをまとめ買いしてある。
必要となるのはM24ナットなのだけど、普通の並目ボルトは前作で使ったが分厚過ぎる。サイトで規格を確認したら暑さが14ミリもある。
両側に取り付けるとすると28ミリ。木部より幅があるのでそこだけ膨らんじゃうだろう。テンション維持とかいう話ではなくなっている。
ボルトは並目を注文済みなので細目ナットには変えられないし、細目ナットでも厚みは皆10ミリ以上ある。
諦めるかどうか、ここはテンション用のナットは要らないか、けど一世では革が馴染んでそこが内側にへたり込んできているよな、とか考えていた。
そこで抑えベルトの磁石取り付けで使っている自作ナットの方法が使えないか、「M24 タップ」で検索してみたらかなりの商品がある。
普通は2万円近くするもので、中国製の無名メーカー、アリエクスプレスhttps://ja.aliexpress.com/で売っているものでも5000円以上する。今後も頻度高く使用する工具ではないので購入は無理な価格。
検索を続けているとメルカリhttps://jp.mercari.com/に中古品があったhttps://jp.mercari.com/item/m24414961088。買えば2万円程度のOSG製タップが2000円。
これなら買えるし、並目M24ナットがhttps://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221000544514/?ProductCode=HNT3-SUS-M24   800円以上するのだからそれを2個使おうとしていたことを考えると大して費用は変わらない。
このタップで薄めのアルミ板にネジ切りして自作しよう。

今日はこの後バイトとジム通い。型紙だけ作って終わろう。まだ作業開始日とはしない。

1018 (金)

昨夜は型紙だけ作って終わった。仕様書を確認してネジ頭をメモして配置を検討してみたけど、一世ではテンション維持用のボルトはM20とM4の組み合わせだったものをM24とM6 の組み合わせに変えたのでかなり窮屈。
一世では鍵がそのテンション維持用のM4にギリギリ当たるか当たらないかの状態なのでM6変える場合は当たってしまう。よって5ミリだけM24側へM6は寄せているのでなおさら窮屈。
寝ながら考えて窮屈過ぎるのはかっこ悪い。この箇所は少し余裕がないと格好がつかないと考えて、全体のサイズを拡げようかと迷っていた。
朝から型紙の作り直しをする。一世の質感を極力変えないとすれば5ミリ拡げる。M24とM6の間に十分余裕を作るとすれば1㎝拡げる。迷っているので型紙で検討しよう。

9時、型紙2パターン作ってみた。一世と同じサイズのパターンと合わせると3パターン。見比べると「1㎝プラス」しかあり得ないな。他はどっちもせせこましすぎる。
革をそのサイズで切り出して圧着までしてしまおう。今作は(いつものことだけど)構想からずるずる製作スタートなので材料が届くまでの待ちが多い。
よって作業日数を作業した日だけ積み上げて計算していこうと思う。今日は革の切り出しだけをするのだけど、ここまで何日か構想を進めたり部品発注したりしていたので、これまでで合わせて作業1日とする。

しくじった。他のことやりながらハーマンハーネスの端材を切り出して型紙通りに組み合わせて圧着していたものが出来たのだけど、厚みを測ったら12ミリ弱しかない。
何も考えずに組み合わせてたらハーマンハーネスでも薄い部分同士を使ってしまってたみたいだ。
前作ショルダーバックの被せの厚さを見てもう一度その厚さでマギーキーホルダーを作りたいと思って始めたのだから、少し迷ったけど妥協するのはやめにする。
ボルトは65ミリなのだから、例えば革が12ミリ+12ミリなら木部を35ミリ幅にして合計59ミリで丁度いい。鍵を置ける幅も拡がるから使いやすくなって一石二鳥。
けれどそれやっちゃうと今作を作る意味がない。すでに圧着したハーマンハーネスは勿体ないけど他で使い道はあるだろう。もう一度革選定からやり直し。今度は分厚い部分を惜しまないで使おう。

1018 大きさの異なる型紙を比較。
1018 大きさの異なる型紙を比較。
1018 最初に圧着した革の厚みを確認。
1018 最初に圧着した革の厚みを確認。
1018 前作のショルダーバッグの被せと比較。
1018 前作のショルダーバッグの被せと比較。
1018 厚い部分を選び直して切り出す。
1018 厚い部分を選び直して切り出す。
1018 選び直した革の厚みを確認。
1018 選び直した革の厚みを確認。
1018 切り出しと厚みの確認。
1018 切り出しと厚みの確認。

1019 (土)

早めに目が覚めて一晩万力で圧着した革部をベルトサンダーで整形。すぐ終わってトコノールを入れて軽く磨く。
作り直した甲斐があって2つ合わせて厚さ30ミリ超え。一世の時だと最初に木部を作ったけど、今作は一世のサイズありきで始めているので最初に革部に取り掛かった。
そして次は木部の前に木部の幅を確定させなければいけない。なぜならボルトのサイズありきだから。
既に発注しているものが今日届くので、それに合わせて穴を開けてボルトを通して留めてみる。
M24とM6、M4をナット留めした時の最大幅、それらが同一なわけはないので調整した結果の最大公約数的な幅を導き出して、そこから革部の30ミリを引いた残りが木部の幅。

ちゃんと設計などを学んできた人ならこんな迂遠なことはしないのだろうけど、俺のレザークラフトは全て独学の手探りだから仕方がない。
というよりその過程を楽しむ、車輪の再発明で遊んでるのが俺の趣味なのだからそれでいい。
他のボルトナット類は朝に届いたのだけど、M24ボルトは恐らく夜になるだろう。それにM4の65ミリは来週の土曜日だ。
流石に1週間は待てないので、代わりになる安いボルトはないか昼にコーナンに探しに行ってくる。
よって本日は今作の作業は基本的に朝だけで終了。作業日としては半日計上。

14時半。馬鹿馬鹿しい。コーナンから帰っていく前に仕込んだパンを焼いてお母さんと昼めし。届いていた荷物を開けたらM4×65ミリボルトが入っている。
なんでかと思ってMISUMIを確認してみたら分納だった。2本が今日で来週に3本必要なのは1本だけど4本以上買ったら半額以下になるので5本買ったのだった。
コーナンで探しても無いので仕方なくなべ小ねじM4×60ミリを迷ったうえで買った。スチールなので錆びるから作品では今後も使わないだろう。
たった140円だから懐は大して痛まんけど、要らないものが身の回りに増えるのはそのモノに対して心苦しい。

もう一つまた忘れていたことがあった。抑えベルト周り、ベルトの本体への取り付けも磁石のベルトへの取り付けも今作は一世がM6だったところをM8にしようと考えて発注していた。
けれどネオジム磁石の穴は5ミリ径だ。慎重に少しづつ拡げてM6を通していたのだった。磁石は「石」だから硬くて削れないのではなくて、削る衝撃で簡単に木っ端みじんに割れる。
磁石を使ったのは一世と(45作目)マギーペンホルダー20240831、同じモチーフの作品だけどどちらも磁石取り付け時に割れて苦労している。
今作も慎重に削ってみるが、8ミリ径まで削るのは流石に無理だろう。できなかった場合のことを考えて加工性の高い磁石、カットしたりもできるマグネットプレートをコーナンで買ってきた。
磁力はネオジムの方が強いと思うので試してみてダメだったらこのプレートをカットして使う。

ボルトが揃ったのでこれで製作始められる。この後は止まらずに完成まで行くので、今日も作業日として1日計上する。
まずは予定通り革にボルトを通して木部の幅を確定させてから木部切り出しを進める。

M24のボルトとナットを合わせて430gある。一世で使ったM20ボルト60ミリはボルトナット合わせて323g。てっきり真鍮の方が重いと思っていたが、プラス4ミリ径はやはり影響デカかった。

1019 圧着した革部を整形。
1019 圧着した革部を整形。
1019 革部とボルトを並べる。
1019 革部とボルトを並べる。
1019 ボルトの配置を確認。
1019 ボルトの配置を確認。
1019 革部にボルトを仮組み。
1019 革部にボルトを仮組み。
1019 M24ボルトと袋ナットを計量。
1019 M24ボルトと袋ナットを計量。
1019 革部のボルト穴を加工。
1019 革部のボルト穴を加工。
1019 ボルト穴の仕上げ。
1019 ボルト穴の仕上げ。
1019 アルミ板に下穴を開ける。
1019 アルミ板に下穴を開ける。
1019 糸鋸で穴を切り抜く。
1019 糸鋸で穴を切り抜く。

1020 (日)

昨日は夕食後M24のテンション維持のための自作ナットに取り掛かった。M24のドリルなんて持っていないので、M2で点線穴を開けて糸鋸で切り抜く。
切り抜いてから内側を削ってM24タップ用の下穴サイズ21ミリまで削っていくのだけど、慎重すぎて18ミリ径くらいの穴からスタートしてしまった。
これだと21ミリまで削るのにはエラく時間が掛かるので諦めて、今朝はもう一度穴あけからスタート。
1度目で慣れているから1時間ちょっとで21ミリ径の穴が開いてタップでネジ山切りスタート。ここまで順調。
無理。こんな硬いものをタップだけ掴んで回すのは無理。レンチでしっかり嵌めてもかなりの力が必要。
恐らくこのサイズのタップだと対応するタップハンドルはハンドル部分がかなり長いんじゃないかと思う。梃子の原理でも使わんと回らない。
もちろんそんなハンドルはないので何かで掴んで回すしかないのだけど、やっつけで回すと間違いなくズレてまともなネジ山にはならないのが確定。諦めた。
昨日この作業をしながら並行して「M24 ナット 薄め -細目」で検索していたがどれも薄いナットはあっても細目なので使えない。
3Dプリンターサービスなので自作できないかと思っても高すぎて、かつ実現可能性が低そう。実現してもプラやそれに類した素材だと割れそう。
最後に思いついたのがアルミナット。アルミならベルトサンダーで削って薄くできる。探してみたがアルミナットで流通している細田サイズはM16。
今度こそ既製品は諦めて自作ナットを進めていたのだけど、再度、アリエクスプレスならあるんじゃないかと検索掛けたらあったアルミニウム六角ナット、ファインスレッド、M10-1.25、din934、M3-M24インチ、1/4-20、5/16-18。
すぐに発注したが到着は11/6。気長に待つが、今作っている自作ナットが出来れば必要ないかなと思って作業を続けていた。
今後はそのナットが最後の望みだ。ただ、アリエクスプレスだと届いてみるまでほんとにアルミ製かも心もとない。とりあえず到着までM24ボルト部分はテンション用ナットなしで作業進める。恐らく完成しちゃうけど。

ネジの差し込みが出来て、調整と確認が終わったので、木部の幅は25ミリで確定となった。
しかし毎回失敗するのがボルトに袋ナットを嵌めた後に残る幅。前にも何作かで失敗しているのに、今回も何も考えずM24もM6もM4もボルトは全て65ミリで発注した。
当然だけど袋ナットの中に埋まる長さはM24とM4では全然違うので、同じ65ミリでは今作の場合でいう設置幅が揃うわけがない。
M24×65ミリの袋ナットを完全に締めてみたら、残りの隙間は5ミリくらいしかないけど、M4×65ミリだと60ミリくらい残る。我ながら馬鹿馬鹿しい。
M24をかなり軽く締めて、M6をテンションで拡げてみた感じは設置幅25ミリできれいに揃う感じだけど、M4×65ミリは無理だ。どうしたってボルトが余って飛び出してしまう。この失敗を何回するのか。
M4×60ミリを発注した。上の表にはM4×65ミリをそのまま残しておく。完成後の材料費概算ではM4×60ミリで計算してあると思う。

今は昼。今日の残りの時間は木部切り出しと穴あけ、磨き作業を順次進めていく。樹種は今回は銘木ミックスではなく、最近入手したインドネシア産白檀を使う。
毎日携行するものに香木を使ってみるのも面白いだろう。白檀を使うと決めたとほぼ同時に差し色で老紅木を1枚入れようと考えていたけどやめた。印象がうるさくなる。
今作はステンレスの銀とハーマンハーネス、シックな白檀の白の組み合わせで仕上げるのが良いだろう。余計なものは足さない。

22時半、木部の切り出し、粗整形、穴あけ、仮ネジ止めまで終了。木部については後はヘリ落としなど最終整形をやって油入れしてネジ留め、レジンでナットを固めたら完成。
少し迷ったのが油入れ。白檀の香りが消えちゃうんじゃないか、特殊な手入れ方法があるんじゃないかと調べたら普通に蜜蝋やホオバオイルなどの油入れで良いらしいので。いつものアマニオイルで仕上げることにした。
今夜はその作業の途中で寝る。

1020 M24タップでの自作ナット加工。
1020 M24タップでの自作ナット加工。
1020 下穴とタップ。
1020 下穴とタップ。
1020 白檀の木部を切り出す。
1020 白檀の木部を切り出す。
1020 木部を仮組み。
1020 木部を仮組み。

1021 (月)

昨夜少し酒を入れたせいか6時に目が覚めて作業開始。バイト後再開して1時間ほどで木部完成。ボルトのレジン固定も完了。
作業を中断して今シーズン最初のクリームシチューを作ってから期日前投票に行ってきた。
先程作業を中断する直前には抑えベルトの材を物色していて、レザークラフトを始めたごく初期、もうどれだったか忘れた作品で手帳の背革部分を作ってサイズ合わずに反故にしておいてあったものが使えるんじゃないかと思いついた。
幅や長さは使えそうなのだけど、手帳の背革なのでバインダー金具を留めるネジ穴ががっつり開いている。そこを埋めなきゃと考えて丁度ボリュームディスカウント狙いで余分に買ったM8×10ミリがあると思った。
よしと思って帰りに遠回りしてコーナンで買ってきた。50枚入りで492円(税込)。そんなに大量には要らんのだけど、ボルトが18本余っているのでまぁいいかと買った。どうせまたそのボルト使うときには要るからね。
なお少量パック2本入りは85円。1枚当たり42.5円。50枚入りは9.84円。やはり買って正解だろう。ちなみにMISUMIは10個以上のボリュームディスカウントで1枚47円。800枚以上で26円。今後もステンナットは極力コーナンで買おう。

夕食後20時過ぎに再開。抑えベルトの製作に入る。ボルト仮組している本体をばらしてレース縫い始めるのだけど、その前にほぼ確定の今の実物の厚みに合わせて抑えベルトを作ってしまった方が手っ取り早い。
まず昼間届いていた今まで使っていたのより大きい穴あきネオジム磁石を触ってみたけど、異常に磁力が強い。2枚の正しく嵌るやつ同士を合わせると固く着きすぎて中々剥がせない。
これは同じ大型磁石同士をセットで使うのではなくて、付ける相手はただの鉄で良いのだと思う。鉄に穴を開けるのは難儀するので、本体側は一世でも使っている穴あき磁石を取り付けよう。さて、この大型磁石のあなを拡げられるか。

23時、抑えベルトの革の切り出し、ボルト穴あけ、磁石の穴拡げまで終了。やはり今まで使っていた磁石より少し高かっただけあって分厚くてしっかりした磁石で、割れる気配さえなかった。
順調に削れてボルトは通せたのだけど、磁石が厚い分全体が厚くなってM8×10ミリでは全然足りない。ほんと本末転倒。M8の18ミリと20ミリを注文した。いい加減にしないとまたボルトばかり増える。
抑えベルトについてはボルト穴あけも完了でパーツも揃えられたので長さの確定はレース縫いが終わって形が決まってからでいい。あと縫う前にやっておくのは本体への小さい磁石の取り付けとM8自作ネジの製作。明日以降。

1021 磁石の穴を拡げる。
1021 磁石の穴を拡げる。

1022 (火)

また朝早めに目が覚めて作業開始。バイト前にM8自作ネジ製作と本体への磁石取り付け終了。
バイト後歯医者へ行っているときに思いついた。今日の昼に土曜にいつものサイトで見つけて買っておいたハーマンハーネスの端材セット、10デシで送料込み800円ほどで売っていたものが届いた。
激安だけど、ただしすべて厚さが2ミリ前後。全く厚みという魅力のなくなったハーマンハーネス。裏張りにでも使おうかと思って買ったのだけど、これでレース切って使えば今作は革をハーマンハーネスで統一できる。
そう決めて大分前の作品で使ったハーマンハーネスのレースの在庫を確認してみたら210㎝ほどある。ギリギリ足りるかもしれん。これで行こう。

夕食後作業を続けて21時過ぎにレース穴開けと全体の最終磨きを終えたのでレース縫いを開始する。すぐ終わるだろう。

1022 自作M8ナットを加工。
1022 自作M8ナットを加工。
1022 本体への磁石取り付け。
1022 本体への磁石取り付け。
1022 レース縫い前の部品。
1022 レース縫い前の部品。
1022 レース縫いを進める。
1022 レース縫いを進める。

1023 (水)

朝イチ、バイト前に作業。昨夜数目残してレース継ぎの圧着をして置いておいたものの続き。すぐに終わる。
最後の曲がり角で2本通し、慎重に穴を通していたのだけど少し木部にクラックが入って慌てて1本通しに変更。表側から見てもわからない程度の微細なクラックなのでこれは良しとする。

レース使用量(cm)縫った距離(cm)1cm当たり使用量(cm)
2352310.22
1023 木部の小さなクラックを確認。
1023 木部の小さなクラックを確認。
1023 レース縫いが終了。
1023 レース縫いが終了。

後はネジ留めを終えれば完成なのだけど、抑えベルトの磁石取り付け用M8ボルトは明日到着で、M24テンション維持用のアルミナットは来月到着だ。
とりあえずできるところまでやって待機とする。今日の作業時間は精々10分。明日以降抑えベルトの取り付け用加工などが残っている。出来上がりの感想は今後も綴っていくが、作業日の計上は今日までとする。

バイト後家事を終わらせて作業再開。原価計算だけ終わらせてボルトが届く明日まで中断しようと思っていたのだけど、また思いついた。
抑えベルトはわざと床面のままで行くつもりだったけど、昨日届いたハーマンハーネスの端材セットで裏張りを付ければいいことに気が付いた。早速段ボール圧着する。
ただ、これのせいで明日届く磁石を留めるM8×20ミリでは長さが足りなくなるかもしれん。恐らく大丈夫と言い聞かせて進める。

もう一つ思いついたのが抑えベルトの接続。この長さのベルトなら1枚革でもとれるのだけど、わざと2枚を継ぐように作ってある。
常に細かい端材を使っていきたいのと、一世が同じように継いでいるのと、重ねて継ぐと厚みが楽しめるだろうことなど、色々な理由があってそうしている。
継ぎ方は一世と同様にボルト止めのつもりだったのだが、Zシームで継げば面白いんじゃないかと思いついてしまった。
さらに漁ってみるとZシームの一列?増やしたバージョンがあって、簡単にできそう。いきなり本番は怖いので安いバッファロー革で試してみた。
面白い。かなりデコラティブ。しかし夕食の間考えていて、圧着の終わったベルトと試しに縫ってみたバッファロー革を並べてみるとまた迷う。
少しデコラティブ過ぎないかな。

試作時に参考にした縫い方の動画

裏張りを圧着していた抑えベルトパーツと試しに縫ってみたバッファロー革、それと本体を並べて塾こうした結果、Zシームはやめた。一世とコードを合わせる意味でもここはボルト止めだ。
但し後で気が変わった場合に変更できるように、また一世より今作は接続部分が大きいので、Zシームの場合のレース穴の位置(縦1~4、横1~4のうち縦1と3、横1と4に)にボルト穴を開けることにする。
また、試作したバッファロー革はそのままサンプルとして残しておこう。

1023 抑えベルトと試した縫い方を比較。
1023 抑えベルトと試した縫い方を比較。

1024 (木)

M8ボルトが到着して組み立て。磁石がどうも付きが弱いので本体側も大型磁石に変える。ネジがM3では止まらないのでM4ボルトにすると今度はボルト頭が邪魔でくっつかない。皿ボルトを探すがない。トラス小ねじなら20ミリがあるが短い。
今日はバイトが終わったらケアマネージャー面談をしてから急いで中央市民病院に行ってお母さんのMRI検査があった。そのあと三宮かつくらで晩御飯を食べて帰り道でコーナンによってステントラス小ねじM4×25㎜を買ってきた。
それで組みなおすとベルトの長さが少し足りなくて浮き気味だが機能している。これで本番利用を開始できる。

現時点での重さは894g。アルミM24ナットは然程重くないだろうが装着すれば恐らく900gを超えるだろう。一世は526gだからかなりの増量になった。
原材料費は¥17,195.91。一世が¥7,552.23。1万円ほどの上昇だけど、そのうちBUMAXのM24ボルト¥10,511.6がほとんどを占めている。
逆に革をハーマンハーネスで統一した分もっと上がっても良かったのだけど、ステンレスのボルトナットは真鍮製よりすべてかなり安い。それで革の材料費上昇分を吸収している。

来月アルミM24ナットが到着して装着すれば真の完成だけど、それまで使ってみての感想なども後に記す。作業記録はとりあえずここまで。

1024 抑えベルトを取り付けて組み立て。
1024 抑えベルトを取り付けて組み立て。
1024 一世と比較。
1024 一世と比較。
1024 使用開始時の重量は894g。
1024 使用開始時の重量は894g。

1025 (金)

今朝初めて携行してみたけどやはりポケットに入れるのに苦労する。
全体が大きいのもあるのだけど、抑えベルトの「ヒレ」みたいなものが飛び出してて引っ掛かる。
独特の風合いがあったため残しておいた原体のヘリの部分で、作って磨いている間にその風合いは失われている。切ってしまおう。

それと、少し抑えベルトが足りてなくて引っ張られるので留め位置をズラす。ボルト4本止めから2本止めに変更。
穴が残ってしまうのでダミーで10ミリM3ボルトを差して置く。

1025 抑えベルトの張りを確認。
1025 抑えベルトの張りを確認。
1025 抑えベルトを外して調整。
1025 抑えベルトを外して調整。
1025 飛び出したヘリを切り落とす。
1025 飛び出したヘリを切り落とす。
1025 ベルト接続部分のボルト配置。
1025 ベルト接続部分のボルト配置。
1025 調整後の全体。
1025 調整後の全体。

1027 (日)

11月に届くはずのアルミM24ナットがもう届いた。10/19注文なので8日で届いた。モノもちゃんとしたアルミ製。早速取り付けよう。
削って薄くするつもりだったけど、考えれば馬鹿馬鹿しい。半分に薄く割ることにした。
小一時間で割れて、断面を均して完成。取り付けて終了。
これで今作、全ての工程が終了。ここまで数日使ってみたが、すごく良い。嵩張って邪魔で存在感がすごい。
エイジングが進んでいくのが本当に楽しみだ。その前に本当にズボンのポケットが裂けそう。最終的な重量は923g。鍵を取り付けたら972g。惜しい。1㎏行かなかった。

1027 アルミナットを万力で固定。
1027 アルミナットを万力で固定。
1027 アルミナットを半分に切る。
1027 アルミナットを半分に切る。
1027 薄くしたアルミナット。
1027 薄くしたアルミナット。
1027 M24ボルトにナットを組み合わせる。
1027 M24ボルトにナットを組み合わせる。
1027 最終重量は923g。
1027 最終重量は923g。
1027 鍵を取り付けた重量は972g。
1027 鍵を取り付けた重量は972g。

製作記録と原材料費

作業日数:6日(材料待ちを除き、元の記録で計上した日数)
最終調整完了:2024年10月27日
最終重量:923g/鍵を取り付けた状態:972g
現在の原材料費集計:16,752.66円

1024の本文に記された原価は17,195.91円。現在の集計表は16,752.66円。差額の全内訳は記録から確定できないため、本文の金額はそのまま残した。

品名・使用量使用割合/個数使用分原価(円)
ハーマンオーク・ハーネス(本体・ベルト376㎠)16.3478%1,271.04
ハーマンハーネス端材(裏張り90㎠)9.0000%76.14
ハーマンハーネス端材(レース235cm)11.7500%99.41
インドネシア産白檀(25×20×11mm、6枚)3.8255%216.52
8BMHA24-651個10,511.60
FNT241個1,009.80
アルミニウム六角ナット、ファインスレッド、M10-1.25、din934、M3-M24インチ、1/4-20、5/16-181個697.00
HXN-316L-M6-651個282.70
FNT61個67.10
ステンレス 六角ナット M6: 木材・建材・金物2個42.50
HXN-SUS-M4-601個162.80
FNT41個50.60
ステンレス 六角ナット M4: 木材・建材・金物|ホームセンターコーナンの通販サイト2個24.00
HXN-SUS-M3-255個412.50
SLBNR35個99.00
HXN-SUS-M3-162個26.40
HXN-SUS-M3-102個17.60
SLBNR34個79.20
CSHEL-SUS-M8-251個287.10
FNT81個67.10
MAGXCENE 直径36mm 超強力ネオジム磁石 強力マグネット 耐荷重35kg 丸型磁石 穴・ネジ付き キッチン 浴室 倉庫 オフィス 室外 壁掛け 4個入1個337.25
CBSTSR4-201個308.00
ステンナイロンナット M41個59.95
MAGXCENE 直径36mm 超強力ネオジム磁石 強力マグネット 耐荷重35kg 丸型磁石 穴・ネジ付き キッチン 浴室 倉庫 オフィス 室外 壁掛け 4個入1個337.25
HXN-SUS-M8-201個210.10
合計—16,752.66

革・木部は使用割合、金具は使用個数で計上。革の面積と木部体積は元の記録による概算。レースは過去の在庫分も含め、端材セットの単価で全量を計算。自作アルミナットは数円の小片のため計上しない。各明細は小数第2位で表示し、合計は丸める前の集計値。

一世の比較写真

1028 比較用の一世。
1028 比較用の一世。