≒ (17.5作目)(番外)ハーマンハーネス+アフリカンブラックウッドキーケース20210801
去年のいつかに作ったキーケース(記録なし)がみすぼらしく成ったので解体、再構成。
0727 17作目が終わって二日間、次回作の構想を練りながら、キーケースも検討。この日から実作業開始。
とにかく、革の厚さがポイント。昨年キーケースは薄いブライドルなので、切って穴を開ければ完成だったが、ハーネスはそうもいかん。しこしこ革を削る。
0729 中々計画通りいかない。原料新しくして一からやり直そうかとも思ったが、まだ失敗しそうなのでこのまま継続。
曲げでは嵌らないのでぶった切る。何を入れようか迷ったがアフリカンブラックウッドが幅ぴったりなのでこれ。
全体の幅(高さ)=アフリカンブラックウッドの幅= 3.7㎝
まず木のカットとそれより先に反対側の設計。曲げるか同じく硬い物嵌めるか。0730 曲げた。
0801 完成。不具合はおいおい修正。
(20230226追記:今も毎日使っている。写真はすべて昨日撮った1.5年経過のエイジング。)
2023/09/02 (土) 経年で大分鍵を入れる部分が細くなっちゃった。取り出すときに引っかかる。作り直すことにした。
設計自体変えようかなとも思ったけど、一旦新しいレースで締め直す、だけやってみることにした。
結果を記録。
解いたらレース長は裏表合計250㎝。新たにレース切り出すのはめんどいので、手持ちの本ヌメサドルとEUヌメを裏表で使うことにした。
酔ってるので続きは明日。
0905 (火) 木部、革部を両方ドリル3.3ミリで穴拡げ。今回自作レースで行くので、そのままの穴サイズ(確か3ミリだったはず)では通らない。
木部はその後手持ちドリルで3.5ミリまで広げる。
20時半、革部、木部の準備終了。せっかくなので内はトコノール、表はミンクオイルを入れておいた。
レースを確認したらちょうど良いのが無い。消費したいので今回はEUヌメで行ってみる。まず切り出し。
1枚で必要量ちょっと多めの3メートル切り出し終了。
今回レースは新調したけど、原価は殆ど変わらんので計算し直しはしない。
レース縫い開始。シャワーを挟んで23時半までで片面終了。縫う長さが短いのですぐ終わる。
残りの一面も3目まで進めた。進み方向が分からなくなるので少し進めておいた。
明日は朝から大阪勤務なのでここまでにして寝る。終わらせたかったんだけどね。
0906 (水) バイト後大阪から帰宅、家事を終わらせてシャワーを浴びて、18時過ぎからレース縫い続き。
夕食を挟んで縫い続けるが写真通り思い切り木部側にズレてしまって、それもデザインとして面白いかと続けていたけど、
22時前に残り四目位まで来て締まりがきつ過ぎて進まなくなった。変える前のレースよりEUヌメ自作レースは厚みがあるから、締めると木部側にズレる。
それを続けてると木部の方の端っこに詰まっていってどんどんきつく成るんだよな。
それが理解できたのは解いて縫い直し、極力木部から離して革の方の端に寄せて縫って行ったから。
締めると木部の方に寄って行くから、きつく縫えないのでそのまま締め過ぎないようにして行ったらスムースに縫い進めて行けて、20分で半分以上の目数終わった。
なんだったんだ。最初から分かっていれば無駄にレース痛まなかったのに。
ま、仕方ない。次また補修する機会があれば間違えないように詳しく書き残しておく。
22時50分、縫い終わり。後は鍵を元に戻す。その前に写真撮りと油入れ。
EUヌメレースの厚みで、前のより大分盛り上がって立体的になってるのが良い感じ。どんなエイジングをするのかが楽しみ。終わり。
0907 (木) 完全に組み立てて使ってみて分かったけど、鍵入れる部分が細いのを直す(広げる)には、ネジを緩くすれば良いだけだった。
逆に言えばレースの締まりは関係ない。縫い直す必要=意味が無かった。馬鹿馬鹿しい。
21年8月1日(日)‡01時00分00秒 ‡ レザークラフト