≒ (27作目)ハーマンハーネス+アルマイトアルミ+銘木3穴LLミニメモ帳20230214

見開き外側①
見開き外側①

趣味のレザークラフト

0119(木)
前作終了。終わったのが22時半なので今日は作業日として計算しない。構想と原料確認。
0120(金)
16作がルーズリーフミニミニ規格なので参考になる。見開きは微妙な誤差はあるが「革6.5 + ブラックウッド7 * 2」の20.5㎝。それにルーズリーフミニのリフィルを
嵌めると5.5㎝飛び出す。なのでぴったりの見開き幅は「20.5 + 5.5 *2」で31.5㎝。少し(1㎝だけ)余裕を持たせるとすると「+ 1 * 2 」で33.5㎝
ただし、このサイズ感だと前作(26作)と見開き幅が似通っているので、試しにリフィルを嵌めてみる。
5㎝余る。だとするとぴったりは「41.5 – 5 * 2 」で31.5㎝。同じ結果だ。ただし、前作の方がリング縦径が小さい。今作の方が背革に当たるところからリング端まで2.5㎝。
同じく前作は1.8㎝ほどなので7ミリほど余裕が必要。ぴったり:31.5、少し(1㎝)余裕:33.5㎝、リングがデカい分:33.5 + 0.7 * 2 = (切りが良く)35cm。に決定。
まず型紙を作って裏張りの本ヌメサドル切り出しをやる。その前に夕食。

表表紙(ピンぼけ)
表表紙(ピンぼけ)
型紙サイズ試算・銘木本数試算
型紙サイズ試算・銘木本数試算

夕食後作業再開。21時半までで型紙完成、裏張り革切り出し終了。金具とリフィルを合わせてみたが、見開き幅はちょうどいい。
迷っているのは背革幅。裏張り革は6㎝で切り出したが、これだと26作目と同じ。
少しさを付けて5㎝はばはどうか、迷ってる。今の情報では決められそうにないので、ちょうどいい大きさのハーマン端材があるのでそれを使用することに決定して、曲がり部分の裏漉きをさきにやっちゃおう。
それで金具嵌めてみてどれくらい曲がるか(沿うか)確かめてから決めることにする。なので次は裏漉き。風呂入ってくる。

裏表紙
裏表紙

0121(土)
日中かけて漉いてみたが、金具幅より大きい幅で漉かないと金具に沿って曲がらない。当たり前。背革幅5㎝か6㎝かはあんまり関係ない。
えいやっと決断で今回は背革幅5㎝で行って見よう。
0122(日)
昨日は背革幅5㎝で型紙直し、裏張り革切り直しと背革の貼り付け開始。今回は少しづつ革片を貼り付けていく。
今日も少しづつ他のことをやりながら貼り付け続ける。

23時半。少しづつ貼り付けを進めて、もう少しで終わるところまで行って寝押しに入る。
合間でアルミ材の切りそろえと端処理終わり。穴あけ残して金属部完成。寝る。
0123(月)
通院日で作業開始は夕食後。
けど日中も少しづつ貼り付け、重石して圧着を繰り返していたので、夕食後には貼り付けは終わっていて鑢掛けで仕上げ。
へり落としも終わったが、貼り付けが出来ていない部分が2か所だけあったので接着剤いれて寝押し。明日は大阪出勤なので早めに寝る。22時半。
0124(火)
月一大阪通勤だったが帰り道、10年ぶり大寒波で電車に1時間拘束された。
夕食後開始。前作の金具不具合(隙間埋め)にゴムのエンドキャップ付けるもイマイチ。明日ボンド買ってしっかりつけてから再調整。
その後本作革の張り合わせ部分の磨きとトコノール入れ。全体にクリームも入れる。22時には終わったが後日このトコノール入れは再度行う。
とうとう木部準備に入る。今作はまだ何本使うかも決まっていない。ただ、今までのより設置部分の幅は小さいので、少し薄めで仕上げることは考えている。大体8ミリくらいかな。
これも実際に宛がってみて調整していく。
型紙作って開始。端材がちょうど良かったパリサンダーから。0時に完了。1本目。前作で穴あけ時に裂けまくったので、割り終わったら磨く前に穴あけと穴拡げ。
もう端に使わない=穴の大きさは最小で良いので、裂けることなく穴拡げ完了。磨きも終わり。出来たのに合わせて型紙の長さを修正。また明日。
0125(水)
体調イマイチでバイト後短時間作業。22時半に紫檀完了。2本目。次はオリーブウッド。良い杢で切るのは勿体ないけど薄いので今作の規格にしか恐らく使えないのでOK。
オリーブウッドが23時半に完了。柔らかいので簡単だったけど、もう少しで削りすぎるところだった。穴あけの時気をつけよう。
今作は小さいかつ薄い木片で穴あけなので、裂けるのが続出の予感。3本目。
まだ3本だけど、革に宛がってみたが一本一本が薄いので考えてたのより多く木部を置けるようだ。ざっと目視でも片面12本は行けそう。となると種類が足らんよな。

背表紙斜め上から
背表紙斜め上から

0126(木)
バイト後整骨院で夕食後開始。21時前にブラッドウッド完了。4本目。
型紙で計算して見たが「始点終点マージン(位置)は3ミリ、穴間隔は9.9ミリ」で13本置ける。これになりそう。
22時前クラロウオルナット完了。5本目。
23時ハワイアンコア完了。大分厚みがあって、最初は割ろうかと思ったが、杢目も勿体ないし、割った残りは屑端材になるのでそのまま仕上げた。
上手く使えるかはやってみないと分からないが、厚みにムラがあるのはいつものことで良い感じ。6本目。寝る。
4日間風邪で高熱(38.5度まで行った)ダウン。極度の下痢を伴い何もできず。なんとか金と月のバイトだけ熟した。
0131(火)
病み上がりで身体がふらつく。けど無くなったのでパンは仕込まなならん。何とかやって、夕食後休憩してから短時間だけこっちの作業。21時半開始。
22時過ぎ本花梨終了。すでに全体磨きを始めてたので、薄い端材を割って少し磨くだけだった。7本目。
23時半、パープルハート途中で作業終了。後は削って磨くだけだけど硬いから時間かかる。
0201(水)
夕食後20時半スタート。まだ身体が怠い。21時パープルハート完了。厚み削るのをやめて分厚いまま行くことにした。斑があったほうが良い。8本目。
赤い色が欲しいのでサティーネ行こう。
22時サティーネ完了。9本目。次は神代欅。でも途中で風呂入って寝る。
0202(木)
日中はお母さん通院。17時開始で18時前に神代欅完了。10本目。次はビーフウッド。
18時45分ビーフウッド完了。11本目。夕食行ってくる。
20時半再開。次はハカランダ=ブラジリアンローズウッド。22時過ぎハカランダ完了。12本目。次はサペリマホガニー。
0時、サペリマホガニー完了。13本目。明日は紅木から。

見開き外側②
見開き外側②
銘木並び順
銘木並び順

0203(金)
夕食後20時半ゆっくりスタート。21時20分紅木完了。割りを朝のバイト前に終わらせていた。14本目。次はトチ。
その前に数が揃ったので革や型紙に宛がってみる。やはり13本だときつ過ぎる。側面しか見えない感じ。
なお、重ねた二枚の木部品の「出口穴」が革の穴の間隔に対応する(実際はそれを繋ぐ革レースが伸縮して調整されている)のだけど、
凡そ計った感じは1.2㎝~1.3㎝という感じ。0126(木)に書いた、「13本、穴間隔9.9㎝」はその点でも狭すぎるかもしれない。
12本だと、「始点終点マージン(位置)は3ミリ、穴間隔は10.75ミリ」となる。以下穴位置計算。

穴位置計算

よし。今作は片面12本で行く。
23時、栃完了。15本目。残り10本切ったら急に種類絞るのが難しくなる。黒味が足りないので次は本黒檀。
0時半、本黒檀完了。16本目。残り8本。17作目で本体使ったときは分からなかったけど、本黒檀と言っても結構シワ?はある。「真黒(マグロ)」という感じではない。
なので次はアフリカンブラックウッド。マグロが欲しい。寝る。
0204(土)
休みだが昼間はダラダラ。18時前にアフリカンブラックウッド完了。17本目。次はリグナムバイタ。
20時半。リグナムバイタ完了。硬いけどかなり削り易いので簡単。18本目。次は初体験のバストゥーンウォルナット。もったいないけど他に使い道がないサイズの材。
22時、バストゥーンウォルナット完了。19本目。次は榧。
0時、カヤ完了。20本目。そろそろ色味よく確認して仕上げていかないと。けど次は色味関係なく、他で使えない長さの残り端材バーズアイメープル行こう。俺の好きな材。

見開き内側
見開き内側

0205(日)
10時開始。11時バーズアイメープル完了。21本目。次は黒檀400行く。黒檀らしくない、縞と赤み掛かった地色。全部の色味確認して見て柄物が欲しいと思ったから。
16時、雑事色々やりながら黒檀400完了。22本目。次は忘れていた黄金樟。端材は残ってないので、初出の高掴みした材。どうしても高く計上しなきゃならん。
18時、作業再開。と言ってもすぐ夕食。
21時過ぎ、黄金樟完了。23本目。最後の一本。屋久杉、黒柿、と迷ってバックアイバールに決定。すぐ取り掛かるが、もうすぐ風呂入る。
けど21時50分、バックアイバール完了。柔らかいので割りも磨きも瞬殺。24本目。木部準備終了。

クライマックス入り。残る作業は「レース切り出し」「革穴あけ、油入れ」「金属、木部穴あけ」。それが終わったら最後のレース縫い。
風呂入ってきて、レース切り出しの準備しよう。それは明日には終わって穴あけ作業、精々3日もあれば終わるから、来週末には完成か。

レース必要量試算
レース必要量試算

0206(月)
夕食後作業開始。21時半にレース切り出し終了。今作は部分的に2重に縫うので、今までの計算で用意した量では足りなくなるかも。けどその時は追加で切ればOK。
次は革の穴あけと準備。
0時過ぎに革の準備完了。穴を拡げてみて、2重に縫って補強するのは無理だとわかった。それだと1穴3回通さなきゃいけないけど、それほど穴拡げるのは無理。
上手く行くかわからないけど、いつも通りの縫い方でやってみよう。ちゃんと閉じないかもしれないけど。
0207(火)
17時開始。夕食挟んで木部の初回穴あけ。21時半に終わるも、老紅木が割れた。ひびが入ってたようだ。
再度材の割りと磨きから。他は割れなかった。
22時半、紅木の磨きと穴あけ終わり。23時20分、金属部の穴あけも終わり。そのまま金属の穴拡げをやって、途中で寝る。残すは木の穴拡げと、金属、木部の最終磨き。

背革近影
背革近影

0208(水)
お時までで金属穴拡げが完了し、木部の穴拡げもほぼ完了寸前で黒檀が割れた。薄いのに2本通しは無謀だったか。
だが端材が残ってるのでもう一回同じ材でチャレンジ。明日。
0209(木)
バイト後整骨院通院から帰って18時開始、夕食挟んで作業。残った穴広げ終わらせてから、昨日裂けちゃった黒檀をイチからやり直し。
穴拡げでパープルハートが裂けた。これもやり直し。

割り直して穴あけ、穴拡げまで黒檀とパープルハート両方終わり。穴拡げが全部終わったら磨いて油入れをする。少しでも厚みがあったほうが裂けないんじゃないかと。
22時半、途中だがもう寝る。今日は朝から眠かった。
0210(金)
21時過ぎ開始。黒檀がほぼ広げ終わりの4.2ミリでまた裂けた。もうこの黒檀は諦める。薄い材はだめだ。
パープルハートを穴拡げまで仕上げてから、全部の出来てる木部材を並べて材料の選定からやり直そう。
22時前にパープルハートの穴拡げと後回しにしてた全体磨き完了。全部材を並べてみたが、やはり黒檀の変わりは黒が欲しい。よって端材が豊富な青黒檀にする。
ただ、クラックの多い材なので裂けるリスクは相変わらず。ただ、裂けそうなところをあえて採用した。クラックがはっきり入っているので、裂けるとしたらそこだし、そこが裂けて歪になっても使える材だ。

0時過ぎ、青黒檀の割り穴あけ穴拡げ、穴磨きと最終磨きまで完了。予定通り予定のところが裂けたが、歪なまま磨いて滑らかにした。後はレース縫いで余計な力をかけないようにする。二本通しの箇所だから無理かな。使い始めてから割れるかもね。
明日は残りの木部と金属の穴磨き。穴拡げは終わってる。その次はレース縫い開始。日曜までで終わるかな。
0211(土)
昼間はダラダラ、壁掛けのハンガーフックの大きいやつが落ちてたので、アンカーボルトを買って来て付け直した。俺がここに住む前から付いてたやつだから20年以上もってたものだ。
なのでそのまま元と同じボルト探してきて付けた。もちろん位置は少し下にズラしたが。
20時半に作業開始、22時少し前に最終磨き完了。22時5分前にレース縫い開始。最後の作業。今回張り合わせで革部分を作ったが上手く仕上がるか。
このまま出来る限り作業して、眠くなったら寝る。

0212(日)
昼前から作業開始。途中昼食とパン作りで数時間抜ける。夕食挟んで22時前に表表紙の縫い完了。すぐ裏表紙に入る。

表表紙終了時レース残

0213(月)
22時半、レース縫い終了。折癖つけながら油を入れていたら、表の1本目の青黒檀が裂けてる。予想通り割れて歪んでたところ(0210参照)。外れそうにないのでこのまま完成とする。
いつものお薬手帳だとクリップボードをつけるのだけど、これはメモだから必要ない。けどリフター(下敷き)は必要。ボコボコだから。
すでにジュラルミンは手に入れているので穴を開けてバリをとれば完成。それに一日かかるとして明日で作業終了としてこの記録を終わる。計22日。前作よりかかった。バイトしながらだったからかな。

トータルでで使ったレース長
材料費概算(銘木)(スプレッドシート画像)(計\5,530.0)
材料費概算(銘木)
材料費概算(その他)(スプレッドシート画像)(計\7,070.08)
材料費概算(その他)

原材料費総額 ¥12,600.1
作業日数 22日
重量
本体 390.0g
リフター(下敷き) 47.0g 総重量 437.0g