≒ (15作目)バーズアイメープル+無酸素銅板+ダブルショルダーベルトリメイク>バイブルお薬手帳20210621

表表紙(写真は全て2023撮影。)
表表紙(写真は全て2023撮影。)

趣味のレザークラフト

0531 前々作用のクリップボード(ジュラルミン)も出来たので、少し作業開始。革ベルトカットだけ。
リフィル(無酸素銅)だけ先行して出来上がっているが、当然かなり重いので、予定変更でバインダー金具は径19で行こう。それに伴い、背部分革幅も大きくする予定。表紙端をどうするか。
イメージするために革を裁断してみる。イメージ出来たら設計確定へ。

背表紙。剣先を残してベルトリメイクが丸わかり。
背表紙。剣先を残してベルトリメイクが丸わかり。

0604 木部分と革部分の切り出し、張り合わせ、整形、革床磨きと木の蜜蝋塗り油入れ終了。
部品型はあるので(切り出しただけ)後はそれに目印をつけて穴あけを進める。
残るは穴あけとレース縫いのみ。かなり重いのでちゃんと使い物になるか心配。
取りあえず、強度を上げるために縫い穴間隔は 0.7㎝ で行こう。縫い代は部品状況に合わせて。

木と金属部分と背革の縫い代は1.0か0.5㎝かで迷う。背革部分で曲げたいので固めたいから1㎝か、それはおそらく無理なんで柔軟性も確保するために0.5か?
取りあえず表紙の接合部分は曲げないよう1㎝確定なので、一旦片側だけ1㎝で開けて縫ってみて、良いようならそのまま行って、ダメなら0.5で縫い直して1㎝で開けた穴は表紙側に回そうか。

0605 いや、前作で合わせてみたけど。やっぱ背部分は0.5だなぁ。逆に表紙部分も0.5かも。まず背部分を0.5で縫ってみて考えよう。結局全部0.5cmになった。

裏表紙
裏表紙

0606 思い立って柿渋を買ってくる。0609まで複数回木部分に重ね塗り。
(20230224追記:これで柿渋が気に入って、前作にも塗ったし、17作目まで多用した。)
0610 穴あけも片側ほぼ終わり、明日からレース縫い開始。

見開き①
見開き①

0612 1ヵ所レース縫い終了。昨日1日通院だったので遅くなったけどやはりレース縫いはすぐ終わる。
以降は同時並行で「通常部分の穴あけとレース縫い」作業と「金属部分の穴あけ」作業を進めて行く。金属削りは音がするので明るいうちだけ。
0616 片側レース縫いまで終わり。銅板の穴あけも並行してやったので時間が掛かった。
後は木と革の穴あけをやって縫うだけなので早い。全部縫い終わったらレース部分を柿渋染めする予定。
0619 すべての穴あけと磨きが終了。後はレース縫いとレースの柿渋染めで終わり。2~3日で目処は立つだろう。

見開き②
見開き②

0621 レース縫い終了。結び目が短すぎて解けるのでサイビノールを塗る。良い金具探そう。
柿渋塗り1回目やったが様子を見て塗り重ねるので、まだ金具を付けられない。穴あけと試し組みは終わってるしクリップボードも今回はすでに出来上がっているので、ここまでで完成とする。
費やした日数21日。1㎝の銅板穴あけがあるのに前作より早くできたのは全てルーター購入のお陰。

バインダー金具が太すぎて上手く閉まらないので、19㎜から15㎜に変更。

バインダー本体にクリップボード嵌めた総重量 = 1887g

材料費概算(スプレッドシート画像)(計\13347.7)
材料費概算

0625 表表紙が硬いの頭来た。今から解いて閉じ直そう。と思って触ったら緩んできたもう一日様子見。と思って弄ってたら、裏表紙のほうがレース切れた。外して綴じ直すしかない。表は様子見。いや、やっぱり表も切れた。もしかして保たないかな。
0627 綴じ直し終わり。革は再利用だし、いつまでもつかな。
夜中に見たら裏表紙がもう切れてる。継いだ部分が剥がれたようだ。新品で閉じ直そう。
組み具合はだいぶ良い。後は革の強度なので、新品でダメならカンガルー革使ってみよう。

(20230224追記:いつまでもつかなと言っているが、一番日常使用しているクラフトがこれ。最近まで通院時は必ずお薬手帳入れとして活用していた。クソ重いがそれが良い。)