≒ お名前ドットコムからGoogleドメインへの移管の件
ね、柵が邪魔でしょ?w pic.twitter.com/GLyS51CTop
— smokingecho (@smokingecho) October 26, 2020
明日の昼で退院決定。さっき点滴も全部外れた。半日暇なんで、入院中にシコシコやっつけたお名前ドットコムからGoogleドメインへのドメイン移管作業の顛末をメモしておく。
スマホでやったんだけどホントに老眼には辛かった。特に悪名高いお名前のサイトは、ちゃんとスマホサイトがあるのにログインしたら更新申し込み画面が必ず差し込まれて、例によってそれの解除の仕方がわかりにくいし探すのも面倒なので、結局PCサイトに逃げてやりにくい画面で作業してた。
さてなんで膵炎に苦しみながらドメイン移管かと言うと、今回かなり本気で死を覚悟した瞬間があって、その時一番悔やまれたのは身辺整理ができていないことだった。リアルでは自分の家や権利関係のことなんだけれども、インターネッツで言うと使ってもいないのに結構持ってるドメインとか、ほとんど更新してないサーバとかになる。リアルに手を付けるのは物理的にも腹痛的にも無理なんで、ドメインとサーバを片っ端から切って捨てることにした。
サーバはこのブログともう一つだけ。一応稼働してたそっちをまだ更新まで2ヶ月残してバッサリ行ってやった。一方ドメインの方はいつか使うかもなぁで確保してきて、気が付けば9個も抱え込んでいた。更新費用も痛いけど、無駄に公的リソース独占し続けるのもブサイクな話だよな。
今回の膵炎で食についてのあれこれにはもう関わる資格がなくなったようなので、それ系のドメインは全カット。ちなみに俺は食品関係一筋のキャリアで、魚屋勤め、雇われ料理屋店長、水産物商社営業マン、洋菓子会社製造責任者、惣菜製造工場製造課長ほか、色々やってきてます。
残りは一旦休眠してるやつと結構ドメインパワーありそうな奴。一気に解約する勇気が出なくて、一つ消してはなにか使い道がないか考えて、一つ消しては一晩寝てって感じで減らしてった。決断して手続きするたびお名前のUIにムカついた。
最後にここbeingtested.jp含む3個が残った時に思ったのが「もうお名前イヤ!」。以前Googleドメインが日本でサービス始めた直後に様子を見に行ったんだけど(P1)、まだ時期尚早な感じで諦めていた。何よりjpドメインを扱っていなかった。せっかくなんで再挑戦してみようと調べたら、jpドメインも可だし、評判見ても色々整備されてるようなので、今度こそ移管することにした。
一晩考えてもう一つ解約して、残ったのがこことromantique.jp。パワーありそうだよね。人生最後に稼働ドメイン一つってのは寂しいのでromantique.jpも稼働させる。中身はまだ決めていないけれども。
そんで移管である。beingtested.jpの方はサーバがサクラでレジストラもサクラで、何の問題も無いのでそのまま。今後とも宜しく。略してロマンの方をお名前から脱出させる。過去にお名前の更新催促に負けて支払っちゃってるので、次の更新は3年先。流石に勿体ないから止めとくかと思ったけども下調べで更新サイクルは引き継がれるとあったので安心して手続き開始。
ググれば親切に説明してくれているサイトが山程出てくるので、この後の手順を細かくは書かない。何よりGoogle自体のマニュアル(以下マニュアル)が整備されてるので俺なんかが書く必要ナシ。以降ポイントだけ。
jpをGoogleドメインに移すのはレアケースのようだ。サービス開始時に扱っていなかったからその印象が未だに強いし、価格面でも.netとかは他より安いんだけど、jpドメイン(¥4600)はお名前(¥2840)はもちろん他と比べても安い方ではないからね。でも俺は他の理由があって決めたのだった。あ、重要なマイナスを先に。Googleドメインではjpはwhois情報代行できません。理由はICANNがjpドメインはAllows WHOIS privacyをNoに規定しているから。それが本来のweb標準なんだね。Googleドメインはwhois代行を始め付帯費用が無料なのも大きなメリットだったので少し残念。なお今後はromantique.jpのwhois見たら俺の個人情報全見えw
jp移管がレアケースなため難儀したのはググって手に入る情報の後一歩感。どの情報でも手順に「auth(認証)コードを確認する」があるんだけど、jpドメインにはそんなものはない。暫く迷ってマニュアルに「.jp ドメインの場合は REG-ID コード(例: REG-##-####-####)を探してください。」とあって助かった。なおREG-IDはwho isの登録者情報に記載されてる。
それ以外はマニュアル通り進めていけば全く問題なく進む。が、この後半日以上俺は嵌った。最後に購入ボタンを押して決済処理を済ませればGoogleドメイン側の手続きは終わりなんだけど、どうしても地域がアメリカ大陸に限定されてしまって変更が出来ない。スマホ画面だから変更するUIが隠れちゃってるのかなぁとか、Googleペイの設定がおかしいのかなぁとか、でもいつも普通に使ってるよなぁ、やっぱjpはバグるんかなぁとかさんざん試行錯誤して辿り着いたのが「支払いプロファイル」。スマホ画面でもサイドバーの一番下に大きく表示されてる。けれども購入画面でいじるのは無理。どうやら↑の(P1)以前、アメリカ本国だけでサービスしてた頃に色々弄ってた時のプロファイルが残ってたらしい。jp関係ないw
今回一番困ったのは、ようやくGoogleドメインでの精算処理も終わってGoogleからお名前へ連絡をおくったとの表示がされてからのこと。ググって得た情報ではどれもだいたい1時間程でお名前から承認要請メールが来るとあった。しかし俺の場合Googleからの連絡処理が金曜の19時で、ようやく承認要請メールが来たのが今日月曜の12時。なんだこのタイムラグは。何回も何回もメールを確認し、Googleドメインのステータスもお名前のステータスも何回も何回も見に行った。参った。このラグはホントにjpドメインだからかも知れない。
承認要請メールの指示通り承認プロセスを踏んだら、1時間ほどしてお名前からはロマンの契約ステータスが跡形もなく消えていた。俺のアカウントには「契約はありません」なのだそうだ。万歳。さよならお名前。
最後に。メールの終わりの方にその他注意事項とあった。
・JPドメインにつきまして、複数年のご契約を頂いている場合は、レジストリ
でありますJPRSにおいては1年単位での更新となっているため、残登録期間が
1年未満にならない状態で他レジストラへ移行すると、弊社にて行なわれた
複数年分のご契約は無効となりますので、ご注意ください。
そう。返金も当然なし。契約にもちゃんと明記されているのだろう。文句言う方が馬鹿だ。けどね。このメールのリンク踏んで承認プロセスに行くと、まだ更新まで~日残ってます、次の更新まで待ってから移管することをおすすめします、的なことが書いてある。あれだけ更新おすすめ画面を挿入しまくってて、いざ移管しようかと思ったらそういうことをいうのは流石にコスいんじゃないかと思うよ。なら更新手続き画面でも「jpドメインは残期間は移管できず、払い戻しもされません」って何回も念押しすべきだと思うよ。
まぁかまわんよ。せいぜい¥5000位だ。少し迷ったけど承認ボタン押した。理由はどうせやりたいことはwebなんだから、Googleクラウドやワークスペースの無料期間や無料クレジット使って手っ取り早くサーバレスで公開出来れば、サーバ代金も含めて充分元は取れると思うから。明日退院したら取り掛かろう。何やろうかな。
東向きだから朝焼けのほうがホントは綺麗。 pic.twitter.com/fJF1zws5ny
— smokingecho (@smokingecho) October 27, 2020
昨日、月曜夜中の0時にGoogleドメインからメルアド確認メールが来た。病院なんで22時には寝てたけど、トイレに起きて気が付いた。当然即承認。
で、さっき確認して見たらマイドメインにもちゃんと表示されてる。そこて愕然とした。「更新日」ってところに大きく「2023年3月31日」ってある!無効になってないじゃ~ん!ちゃんと引き継がれてるじゃ~ん!諦めて損したw
Googleドメインはjpドメインのレジストラ業務をGMOに委託してるみたいなんでその兼ね合いなのかも知れないけど、なら余計にお名前のやったことは只の脅しみたいに見えるね。ま、結果かまわんよ!
さ、退院だ。
20年10月26日(月)‡17時15分20秒 ‡ ただの自分向けメモ