≒ 今回の入院の件1
先週土曜日は朝から吐き気に襲われていた。前の日飲み過ぎたからだ。大病してからすごくアルコールが身体に残るようになった。酒量は然程減っていないので、気を抜いていると普通に飲んだだけで翌日二日酔いに苦しむことになる。
夕方まで苦しんで、ようやく白飯だけの湯漬けを食って、軽く栄養になりそうなものを摘んでまた横になった。一時間程経ったところで腹が痛い。段々痛みが増してくる。最近腹痛に襲われるなんてことはほとんど無いので舐めていた。横になっていれば収まるかと様子見。1時間経っても痛みが減るどころか段々キツくなる。吐き気もするので食あたりかと何回か吐いてみるも何も出ない。湯漬けしか食ってないから当たり前。腹痛が酷くて感じにくいけど、便意があるような。出せば痛みは和らぐかなとトイレに行っても一切出ない。痛くて腹に力が入れられないのもある。
一晩中のたうちまわって日曜の朝、これはもしかしたら只の腹痛ではないかも知れないと気付く。更に痛みが強くなって行っているからだ。母に休日診療所探してくれと頼む。待ってる間に身だしなみをして、万が一入院になった場合のためのものを鞄に用意しようとしたが、痛すぎて動けない。ソロソロとゆっくり準備をしていたら、20分ほど経った時点でサイレン。救急車到着。母の呆けが今年は大分進んでしまった。
狭い入り口に救急隊員がひしめく中、慌てて準備。例えばUSBケーブルはCもマイクロも揃っているけどÙSBコンセントが無いので使えないといった、抜けだらけの準備で後ほど難儀した。
せめて階段は自分で下りようと担架を辞退して4階から降り始めるも我ながら迷惑だったと思う。意識不明瞭が明らかで、隊員さんから前後左右を支えてもらっている状態で、担いだほうが隊員さんは大幅に楽だったと思う。
昨年2回も救急車に乗る事態になってしまって、すごく恥ずかしかった。今年はそんなこともなく過ごせたかなと思ってた時期だったので、出来れば呼びたくなかった。なので休日診療所を探すように頼んだ。タクシーで行くつもりだった。
振り返ると階段を降りる時点で意識を失いかけてたし、病院に着いて後は所々記憶が飛んでる。とても休日診療所で順番待ちしていられる状態ではなかった。
病名は「重症の急性膵臓炎」。長すぎるので続きは次のエントリ。
20年10月25日(日)‡08時51分56秒 ‡ 身辺情報